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るみなすの七転び八起き

オッサンが独立に向けて活動するブログです。

金儲けは悪なのか!?

こんばんは!

独立を目指すオッサンブロガーのるみなすです。

 

ここんとこブログ更新を怠ってしまいました。いささか自堕落でした。

時間、作らないといけないですね。

 

さて今日は、「お金」についてです。

 

実家の商売で見てきたこと

るみなすは独身のオッサンなんですが、正直に言いまして貯金も有価証券も不動産も何もない状態です。これはけっこう不安ですね。

 

幸いなことにまだ地元の両親は健在で、実家との関係も問題ないですが、かと言って実家も自転車操業で商売をしており、仮にるみなすが「起業したいから出資してくれ」なんて言っても「無い袖は振れぬ」って感じです。

子どもの頃からとても裕福とはいえない環境で育って、そのへんは身に沁みていますのでいいんですが、お金はないこと以外はそんなに不幸な家庭でもなかったし、苦心して学費を捻出してもらって、奨学金を取らずに大学まで行かせてもらえたのでそこは感謝しています。

 

父はいわゆる「団塊の世代」ですが、20代で会社を辞めてフラフラしていた時期に実家(るみなすの祖父母)の商売の状況を見て「これじゃ儲かるはずがない!」と危機感を覚えて家業を継いだという経歴があります。冗談抜きに、商売だけでは食べていけず、当時同居していた祖母の妹たちの月給が頼りだったそうです。父は必死で経済の知識を学びながら、優柔不断に陥りがちな祖父母を叱咤して店を切り盛りしていき、支店も出して、バブル期にはそれなりに売り上げもあったそうです。

るみなすも小学生の頃、夏休みに家族(というか親戚一同で)旅行に連れて行ってもらった記憶があり、今思えばあの頃は金回りがそこそこ良かったのでしょう。

 

ただ、バブルが弾けると商売も傾き始め、なけなしの貯蓄を運転資金に投入していき、祖母の浪費癖(と言っても絶対的な金額はささやかですが・・・)もあって、ジリジリと経営難になっていきました。そんな中で3号店もオープンさせたのですが、最初こそ順調だったものの3年目あたりから下がり目になってしまい、これも不良債権化します。

 

2012年、祖母の他界で固定客が大量に離れた本店が危機的状況となり、2014年秋に閉店。現在は2店舗で営業していますが、おそらく黒字は出ていないはずです。

 

そんなわけで「団塊の世代」としては全然稼げていない父ではありますが、逆に言えば、時代の荒波と逆風に晒されながらも40年以上商売を守っているのはすごいと思いますね。

 

ちなみにるみなすは幼少時から本店のバックヤードで遊ばされていましたし、小学4年生の時から、夏休みなどに「社会勉強」と「お手伝い」で接客を手伝ったりしていたんですが、何故か「お金を稼ぐのは大変だな~」と言う実感はあまりなかったです。

 

おそらく、ほぼ家族経営なので両親も祖父母(+祖母の妹たち)もお互いに言いたい放題だったことが大きいのでしょう。今思えば喧嘩や軋轢もあったし、嫁いできた身である母は家事労働も負担していて理不尽な苦労もしたようですが、不思議にるみなすの目には不幸には映らなかったんですよね。

 

こんな環境で育ったためか、とりあえず「お金を儲けること」がネガティブであるという思想はありません。

ただウチの場合は生活がかかっている側面が強く、おまけに経営者たる父が金銭欲に乏しく、「大儲けして店を大きくしよう」だとか「贅沢しよう」だとか、そういう発想はまるでなかったようです。「自分で監督できる範囲は3店舗まで」という理由で、出店依頼を断ったこともあります。でもとりあえずお金がないので、父は宝くじの類はしょっちゅう買ってくるのですが、決まって「何億円当たったら誰々にいくら配る」とか話し始めるので始末に負えません・・・。

 

目指していく道

さて、ここからは今、そして未来に向けての話です。

 

社畜るみなすが独立するには、最低限生きていけるレベルの収入を得なくてはなりません。満員電車や不毛な封建的人間関係、無駄な残業から解放されるためにも、これは必須ですね。

 

かと言って、おいしい話っていうのはありません。少なくとも、今のるみなすに「濡れ手で粟」という儲け話を持ってくる人はいないでしょう。本当にボロ儲けできるなら拡散するはずないし、こんなオッサンに教えるメリットがないからです。

まずは一定の成果を収め、ある程度資金が貯まってくると、自然に「条件の良い取引」という形で儲け話が来る、というのは父から聞いた話です。まずはそこを目指したいですね。

 

ちなみに社畜のまま定年まで勤めても、るみなすの場合はほとんどメリットがありません。転職回数も多いし、出世コースからは除外されているし、たいしたメリットもない資格取得を要求され続けるし、ただただ苦痛なまま疲弊していくだけでしょう。肩書は正社員ですが、そもそも定年まで雇用が保証されているかも怪しいですし。

 

それでも、会社のために働くのか?

こういう書き方をすると「会社に搾取されているなぁ」っていう実感がひしひしと湧いてきますね。別にマルクス主義の信奉者ではないんですが、日本企業全体の内部留保は2016年で377兆円もあり(出典:毎日新聞)、うち現金資産が199兆円、海外投資額が16.8兆円だったそうです。

「運転資金として1.5ヶ月分にすぎない」という主張もあるようですが、ちょっと貯め込み過ぎじゃないでしょうかね。

 

お金を儲けるのは全然いいんですよ。ただ、その利益配分がおかしい。

 

多くの企業にとって、人口減少社会となった日本市場にもはや魅力はないのでしょう。それ故に海外投資に注力し、日本人が多数を占める従業員の給与は増やさない。営利企業としては間違っていない姿勢と言えます。

 

ですが、経営陣に問いたいのは「あなた方は何のためにお金儲けをするの?」ってことです。儲けたお金で何をするのか。世の中にどのような価値を提供していくのか。

 

一例ですが、今や堂々たる一部上場企業のサイバーエージェントは、アメブロなどで積み上げた収益を「AbemaTV」に大量投入しています。サービス開始からわずか1年余りで、1コンテンツ当たりの最高視聴数1420万回(2017年5月7日放送、『亀田興毅に勝ったら1000万円』)というとんでもない数字を叩き出し、既存のテレビ局を食っていますね。

 

企業の経営を存続させていくのは最優先事項でしょう。それは実感として理解できます。ですがそのために、会社に尽くした人間を切り捨てる「リストラ」は許容されるのでしょうか。「会社が倒産したらもっと多くの社員が路頭に迷う」と言いますが、「リストラしないで倒産させない」方法は、本当にないのでしょうか。

 

日産の経営危機を救ったとされるカルロス・ゴーン氏。2兆円もの有利子負債をわずか5年で返済したのは経営者としてすばらしい手腕ですが、3万5000人のリストラや下請け切り、その後も派遣社員の流動的な増減などで利益を上げ、彼の役員報酬は一時期10億円を超えていたそうです。

「黒字経営は正義」「社員も幸せになる」と言う論調もありますが、その結果幸せになった(居残ることができた)社員や経営陣を見て、リストラされた側は何を思うのでしょうか。

 

こうした話になると「国際競争力が~」って言う人が必ず出てきますが、

 

は?何言ってんの?日産はとっくにルノー傘下だよ?フランス資本だよ?

 

っていうのが正直な感想ですね。

日産ブランドを守りたいためにルノーに身売りして、その結果が大量リストラだったわけですから、別に倒産しても良かったんじゃないかな。それで本当に困るのは、日産ブランドで既得権益を得ていたほんの一握りの老害だけですからね。

昨今の話で言えば、どう見ても破綻しているのに不正会計を繰り返している東芝を国家ぐるみで守ろうとしているのも意味不明です。

 

あ、ウチの父は40年間、1度たりともリストラしてません。パートさんを雇っている期間は長いのですが、20年前に高齢による自主退職者が2名出ただけです。

だから儲からないんじゃないか、という話もなくはないですが、そういう姿を見て育っていると、「企業を守るということは、従業員の生活を守ることだ」とでも言いたげな父の背中が目に浮かびます。

 

ま、世の中探してもそんな社長はほとんどいないし、そこに勤めても(儲かっていないので)いい給料はもらえないですね。

 

行き着くところ、自分の足で立って、稼ぐしかないのかな、ってなっちゃいます。

 

お金を儲けることはいいことです。

それを独占するのが悪なのです。

 

そのへんの区別がつかなくて、「金儲けは悪」って思い込んでる人は多いですね。もちろん、悪事に手を染めてお金を奪う人もいますが、それは犯罪なので別物ですよ。

 

また話が長くなりましたね。

では、今日はこのへんで!